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パロマの給湯器の特徴と今人気の売れている商品
給湯器メーカーのなかで、100年以上の歴史を持つ老舗企業のひとつがパロマです。
そんなパロマでおすすめの給湯器やその特徴、種類などをご紹介します。
※価格は2020年7月時点の情報。
パロマの給湯器一覧
PH-E2425Aシリーズ
屋外設置専用の24号エコジョーズ。オートストップ対応のリモコンを設置した場合、設定湯量までお湯が流れると自動的にストップします。マイコン制御を活用した「Q機能」も搭載されているので、お湯の再出湯の際に冷たい水が出ることもなく、快適にシャワーができます。
型番 | PH-E2425A |
定価(税込) | 227,000円〜 |
販売価格(税込) | 情報なし |
PH-162SSWQLシリーズ
お風呂の自動お湯はりオートストップ機能がついた、16号給湯専用機です。横幅が25cmのスリムタイプの給湯器なので、設置場所が狭い住宅やPS設置・集合住宅にもオススメの商品。気温が下がった時の給湯器内の凍結を防ぐ凍結予防ヒーターがあるので、冬場でも安心です。
型番 | PH-162SSWQL |
定価(税込) | 138,000円〜 |
販売価格(税込) | 情報なし |
FH-202ZAW(S)シリーズ
マンション等の、集合住宅PS設置用ガス高温水供給式給湯器です。自動お湯はり機能を備えたタイプで、高温の足し湯で追い焚き気分が味わえます。火災の原因にともなる機器本体の異常加熱を、パロマ独自の面センサーで感知することで事故を防ぎやすくなっています。
型番 | FH-202ZAW(S) |
定価(税込) | 182,000円〜 |
販売価格<リモコン付き>(税込) | 106,364円(42%OFF ゆ・フォーム) |
FH-E248Aシリーズ
24号の追い焚き機能付きエコジョーズ。上品なメタリックベージュの本体は、さまざまな色や明度の外壁としっくりなじみます。追い焚き配管内の残り湯を流し出す配管クリーン機能付きなので、水垢の発生も抑えられるのがポイント。所有者登録の申し込みをすることで、通常2年間のメーカー保証期間が5年になります。
型番 | FH-E248AWL |
定価(税込) | 341,000円〜 |
販売価格<リモコン付き>(税込) | 141,818円(58%OFF ゆ・フォーム) |
パロマ給湯器の特徴
日本でのシェアはそれほど高くないパロマですが、アメリカでは知られている給湯器メーカーです。
そんなパロマの特徴は、実用的な機能がたくさん付いていることにまとめられます。
例えば、Q機能。シャワーを一度止めて再び使い始めると、冷水が混じることがあります。これを冷水サンドイッチ現象といいます。
Q機能は、マイコン制御により冷水サンドイッチ現象による温度差を最小限に抑えるための機能です。
また、パロマ独自の機能として面センサーにより給湯器本体内の異常過熱を早期探知することを可能にしています。
他社の給湯器は、面ではなく点センサーがほとんど。このため異常過熱を見過ごし火災になる可能性が高くなるのですが、これをパロマでは面でとらえることで火災のリスクを下げることを実現したようです。
給湯器以外にも開発している企業
パロマは給湯器だけではなく、ガスコンロや湯沸し器、ガス暖房装置なども開発しているメーカーです。リンナイやノーリツに迫る勢いを見せているメーカーで、給湯器以外にも多くの人に役立つアイディア商品を多数販売しています。
グッドデザイン賞を何度も受賞しているのも特徴の1つです。2014年にはガスふろ給湯器「BRIGHTS」が受賞しています。機能性だけでなく、デザイン性にも力を入れているメーカーです。外壁に合わせた色使いや風景にもあうグラデーション効果も考えた商品も開発しています。種類も給湯専用やおいだきができるタイプなど複数あるので、自分の家に合ったものが見つかりやすいでしょう。
創業は1911年と、既に100年以上の歴史を持つ企業です。アメリカ・アジア・オセアニアなど海外にも拠点を持ち、海外への事業を展開できる力を持っています。国内にも複数の拠点を持ち、営業所のネットワークを活用して商品の開発に活かせるよう取り組んでいるのがポイントです。
パロマが取り扱っている給湯器の種類
(1)ガス給湯機
追い焚きはなく、給湯のみ使用できる給湯機です。パロマのガス給湯機は壁掛タイプのみ。サイズもコンパクトですから場所を選ばず、設置も容易です。
(2)ガスふろ給湯器
給湯と追い焚きができるガスふろ給湯器は、壁掛タイプと据置タイプを用意。人気商品「ブライツ」もこのタイプがメインです。
(3)ガス給湯暖房機
給湯と追い焚きに加え、暖房機能を備えています。壁掛タイプのみで、エコジョーズですから省エネにも貢献します。
自然環境を考慮した給湯器
パロマの給湯器には、自然環境を考慮した給湯器を開発しています。
壁面火災防止装置や塩害対応など、家屋の外に配置しても問題ないよう工夫されているのがポイントです。塩害対応をしている給湯器であれば、潮風がくるエリアでも耐えられるでしょう。
さらに、低NOxバーナーを採用することで、地球温暖化の原因の一つとされている窒素化合物削減にも力を入れています。他にも凍結予防機能が搭載されているものもあるので、寒いエリアでも安心して使えるでしょう。
おいだき配管自動洗浄
パロマの給湯器の中には、おいだき配管自動洗浄機能が搭載されているものもあります。配管の掃除はお風呂掃除の中でも難しい部分ですが、配管が汚れていると水質も悪化してしまうので掃除が必要です。「必要だけど、でも掃除が面倒なもの」である配管掃除ですが、排水時におよそ5Lのお湯を使って配管を自動で洗浄する機能が搭載されています。
自らで掃除を行う手間を軽減できますし、設定することで自動運転もしくは予約運転のお湯はり時に自動で行われます(タイプにより洗浄のタイミングが異なるので要確認)。
静かさも特徴
パロマの給湯器の中には、静音にこだわって作られたものもあります。運転時の音が48ホン以下なので、とても静かです。ちなみに、日常会話でおよそ60ホンとされています。会話以下の音量にて給湯を行ってくれる給湯器であれば、日常生活の中でストレスに感じることもないでしょう。
アプリを使ってより便利に
一部のリモコンはアプリを使って離れた場所から操作ができます。ちょっと手が離せない時や帰宅前など、タイミングに合わせてお湯はりやふろ予約ができるのが便利です。設定した時間にお風呂が沸くように予約できますし、使用状況を確認できます。離れた場所で暮らしている家族がどう生活しているかも判断できるので、安心して生活しやすくなるでしょう。
その他のメーカーとの違い
上にも挙げた「面センサー」はパロマ独自の機能ですが、このほかにも「低温出湯機能」があるのはパロマくらいでしょう。
一般的に、給湯器の最低出湯温度は37℃のところが多いです。
これに対し、パロマの場合は32℃まで設定することが可能。例えば、半身浴など湯温を下げたい場合、夏場の炊事にぬるま湯で行いたい場合など、水と調整することなく、お湯の蛇口をひねれば適温の湯が出てくるため、ラクチンです。
給湯器をパロマに交換するなら
パロマは機能は多く、他社にはない独自の機能は面センサーと低温出湯機能があげられます。この機能が必要だ!という方には重宝しますが、他の機能は他社商品にもあるのが実情です。
給湯器を交換する際には、メーカーで選ぶことよりも実際に施工してくれる給湯器業者を選ぶほうが大切。
交換・設置、さらにはアフターメンテナンスまでしっかり対応してくれそうな、信頼できる業者選びに注力することをおすすめします。
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