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リンナイとノーリツはどっちを選ぶのが正解!?
ガス給湯器の2大メーカーと言えば、リンナイとノーリツです。
国内で高いシェア率を誇り、全体の8割の住まいではリンナイかノーリツのどちらかの給湯器が使われていると言われます。
リンナイとノーリツ、給湯器を選ぶならどちらが良いのか比較しました。
リンナイとノーリツのシェア率と特徴で比較!
ガス給湯器 | |
---|---|
リンナイ | 55% |
ノーリツ | 27% |
シェア率は、「ガス給湯器」で比較しましたが、どちらも拮抗しています。
ちなみに、給湯器だとリンナイは55%に対しノーリツは27%でリンナイに軍配があがります。
参照元:LAJ公式HP(https://www.life-adj.co.jp/kyutoki/columns/column06.html)2021年5月時点
なお、ノーリツの「エコファースト制度認定メーカー」とは「環境に配慮したメーカー」として国が認定する制度のことです。提供する製品には、CO2の排出量やガス使用量を従来よりも15%削減できるなど、省エネに貢献する製品を提供しているという証でもあります。
両社の人気商品で機能を比較!
では、機能面で見るとどうなのでしょうか。2018年現在、リンナイとノーリツから販売されている商品で比較してみましょう。
なお両商品とも、高い熱効率でガス使用量の抑制に貢献する「エコジョーズ」の商品で比較しています。
RUF-Eシリーズ(リンナイ)
- 熱効率:92%
- 機能:自動お湯はり、自動追いだき、自動たし湯、停電モードなど(※1)
- 設置方法:PS扉内設置型
- メーカー保証:最大3年
ユコアGT(ノーリツ)
- 熱効率:92.5%
- 機能:自動お湯はり、自動追いだき、自動たし湯、エネルック機能、ごきげんオートなど(※2)
- 設置方法:PS標準設置型
- メーカー保証:1年(BL認定品は2年)
(※1)リンナイの「停電モード」とは、災害などで停電になっても車のバッテリなど別電源で給湯ができるという機能です(ガスと水道が通じていることが前提です)。
(※2)ノーリツの「エネルック機能」とは、ガスとお湯の使用実績、CO2の排出量実績がリモコンに表示されるもの。また「ごきげんオート」は湯温を自動で維持する機能です。
リンナイもノーリツも、ほとんど差がない!
こうして比べてみると、リンナイの商品もノーリツの商品も、ほとんど差がないといえるでしょう。
例えば、熱効率は両社ともに92%くらい。同じタイプの商品であれば、どちらを使ってもガスの使用量は変わらないということです。
また、機能面においては「自動お湯はり」「自動追いだき」「自動たし湯」などの基本機能は、いずれの商品にも搭載されています。
「エコファースト制度認定メーカー」に認定されたノーリツは、環境を意識した機能が付いているという点で特徴といえるでしょう。
ただし、熱効率はほぼ同等ですからガスの使用量やCO2の排出量実績は同じです。それが目に見えたほうが良いという方であれば、ノーリツを選ぶとよいでしょう。
また、メーカーの保証期間について、リンナイもノーリツも基本的には1年(BL認定品は2年)ですが、リンナイには「あんしんの3年保証」という制度が無料で付いています。これに加入すれば最大3年になるため、保証面ではリンナイが有利といったところでしょうか。
あと、リモコンにも若干の違いがあります。大きめのボタンの方が使いやすいという方であればリンナイを、シャープなデザインがいいという方であればノーリツを、と自分に適したほうを選ぶとよいでしょう。
差が出るのは給湯器販売業者
いずれも日本を代表するメーカーであり、高品質な給湯器を提供しており、両社の性能や機能では差はほとんどありません。
それより重要なのが、給湯器販売業者のほうです。いくら高品質な給湯器を購入しても、工事に不良な点があったり、万一の時に駆けつけてくれないなどアフターフォローの対応が悪ければ、なんとも言えないでしょう。
信頼できる給湯器販売業者なら、自身のライフスタイルや住まいの特徴などから適切な商品を提案してくれるでしょうし、また対応力のある業者を選ぶことで万一の時にはスピーディーに駆けつけてくれるなど、頼りにできるパートナーとなるのです。
設置工事費用で比較しました
※2021年10月調査時点。料金は税込みです。横浜で365日対応可能な交換業者の中でも、GSS登録店でレンタル給湯器を貸し出してくれる会社を、工事費用の安い順に選出しました。